仮想通貨が絶賛下落中でいまいちテンションがあがらない管理人、ヒビキです。

いやはや、G20過ぎてもだいぶ盛り上がりにかける仮想通貨市場ですが、、

ちょっと驚きのニュースが入ってきました!

BITMAIN、イーサリアム用のASICマシンをリリースか(!?)

BITMAIN、いわずと知れた最大規模のビットコインマイニングプールを保持し、

独自開発しリリースしたマイニング専用のASICマシン「Antminerシリーズ」は、ビットコインやライトコインのマイニング市場シェアの8割を占めるとも言われる中国四川内モンゴル自治区に居を構える巨大なマイニング会社ですが、

なんと複雑な耐性を持つため専用のASICマイニングパーツは作れないとされていたイーサリアムの計算アルゴリズム『Ethash』がついに破られ、

近くイーサリアム専用のASICマシンがリリースされるとの話が持ち上がってきています!

出典 CCN

「ASIC」とは “application specific integrated circuit”の略称で、

簡単に言えば他の機能はすべて排除し、その動作のみを行うことに特化させ作業効率を飛躍的に高めた特定用途向け集積回路、電子部品(ICチップ)のことですが、

ビットコインやライトコインなんかと同じく、

それしか掘れない(それしかマイニング出来ない)専門特化のマシンを作ることで、イーサリアムのマイニング効率を格段にアップさせようという代物なわけですね。

早ければ今年の第二四半期中をめどに販売を行うことを目処にすすめているようで、

ASICを用いれば通常の100倍のパワーを発揮すると言われますから、

もしもそんなイーサリアム専用マイニングマシンが登場したらまたもやマイニング業界の図式は一変していくことになりそうです。

イーサリアムのGPUマイニングをメインに行っている企業にはこの報道はちょっと涙目かもしれませんね汗

BITMAIN以外に他3社もイーサリアム専用ASICを開発

しかもこのBITMAINに関する調査・報告を行ったウォールストリートのSusquehanna社のアナリストであるクリストファーローランド氏の話によれば、

このイーサリアム専用ASICパーツの開発しているのはBITMAINだけでなく、他に3社もすでに着手しているとの話ですから、今後の動向から目が離せませんね。

イーサリアムと言えばGPUマイニング

イーサリアムと言えば現在主流のマイニング方法は、RadeonやGeForce系のグラフィックカードを用いたGPUマイニング。

GPUとは

GPUとは、おもにパソコンなどで画像や動画を表示する際に使用される描画演算処理用の電子部品のことで、

グラフィックカード、ビデオカードと呼ばれるPCパーツが一般的ですね。

ドラゴンクエストやモンスターハンターなど、パソコンで遊ぶ3Dゲームが大流行りですが、

こうしたゲームのグラフィックを綺麗に滑らかに表示させるにはこのGPUの描画処理演算の持つ性能に次第と言っても過言ではありません。

GPUマイニングは、この性能の良いグラフィックカードが持つ高い演算能力を活かし、複数枚を連結させて行うのが一派的です。

1枚より2枚のほうが作業効率は単純に2倍になるというわけですから、

たくさんあればあるほどマイニング出来る量があがるという話ですね。

このGPUマイニングというのは、マイニングを行う通貨あそれぞれが持つ独自の計算アルゴリズムによりグラフィックカードの向き不向きはありますが、

基本イーサリアムだけでなく、Zcashやイーサクラシック、モネロなど、

色々な通貨をシステムの設定の切り替え・調整で変更しマイニングすることも可能だったりします。(まあそう簡単に切り替えがすぐ出来るわけではないですが・・)

GPU独占企業のAMD・NVIDIA

このグラフィックカードは主に「AMD」「NVIDIA」という2つのメーカーがほぼ市場のシェアを独占しており、

当然いまGPUマイニングで使用されているのもほぼこの2社の製品です。

昨年はさまざまな仮想通貨の暴騰によりマイニングにもかなりの注目が集まり、

市場に出回る主要なマイニングに向いたグラフィックカードは一気に品切れ、街中から軒並み姿を消し、価格も高騰、

当然AMD、NVIDIAの株価も絶好調w

思わぬ仮想通貨市場の恩恵が転がり込んだことになったというわけですが、

もしこのイーサリアム専用ASICマシンが登場したならば、

いま市場で品切れしプレミア化しているようなグラフィックカードも価格が下落する可能性が十分に考えられるかもしれませんね。

(となるとGPUマシンも値が下がる?ないしはAMD・Nvidia両社にも大打撃の可能性も??)

【BITMAIN 】VS 【XMR(モネロ)】、戦争勃発?

先日このBITMAINが秘匿性の高さで有名な仮想通貨「モネロ(XMR)」専用のASICマイニングマシン「Antminer X3」を開発し売り出したと発表すると、

モネロのプロジェクトリーダーであるリカルド・スパーニャ氏は、自身のTwitter上でこのBITMAINの発表をリツイートし、

「そいつは動かないぜ!」

的な発言をされております。

モネロ側は専用ASICが開発されないようにその計算アルゴリズム自体を順次変更かけていくような話がありますから、

多分そのことを含めてツイートされているのでしょうね。

4月6日に緊急ハードフォークが行われる見込みのようで、ここで計算方式を切り替えるつもりでしょう。

まあこういうことされたら、それのみ(この場合モネロのマイニング)に特化させて作ってしまったASICマシンは完全に【ただのゴミ】になってしまいますから、、

さあどうなることやらw

BITMAIN側も負けじとなにかと対策・システム変更を行っているようですよ笑

まあこうしたように、その仮想通貨のプロジェクト側がこうしてASC耐性を高める動きを行うことも十分考えられますから、

もしかするとイーサリアム側も何らかのASIC対策を講じてくる可能性は十分考えられますね。

セレニティ移行までに逃げ切る作戦か?

イーサリアムも現在はビットコインやライトコインと同じくPROOF OF WORK(プルーフオブワーク/POW)型のマイニング方式ですが、

2020年頃に予定されている最終アップデート「セレニティ」に移行と同時にカルダノADAと同じPROOF OF STEAK(プルーフオブステーク/POS)に切り替わります。

POS方式を用いると、POW方式のような大きな電気消費もなく、対応のウォレットに保有しておくだけでその保有量などに応じ自動で新たに発行される(マイニングされてくる)通貨が分配される仕組みになるので、ようはGPUマイニングもASICマイニングも、そうした専用のマシンを使ってマイニングを行うこと自体が不可能になる、ということですが、

それまでの2年ちょっとの間ならば日本のGMOやSBIといった大手企業の競合参戦もないだろうとの見立てで一気に独占し市場のシェアを大幅に奪う腹積もりなのでしょうかね。

まあもしも本当にイーサリアム専用のASCマシンが登場するなら個人的にはちょっと楽しみでもありますが、

ちょっと今後の動向に目が離せない展開となりそうなので、要チェックですね。

懸念としては・・

まあマイニングのASIC自体が、仮想通貨やブロックチェーン技術の根幹思想である「分散化(権力が一極集中しないということ)」と相反し、

ビットコインのマイニングのシェアの大半がBITMAINを始めとする中国企業に奪われているように、

富や権力が一極に集中することで色々な不正(昨年のビットコインのUASFによるハードフォーク問題や不正にブロック内に記述するトランザクションを減らすことで送金手数料を跳ね上げさせ収益を増大させていたなんて噂もあったり)を容易に行える環境になってしまうということも考えられますから、

少々心配なところはありますね。

とはいえこうした動きがきっかけで、まったく元気もやる気も無くしてる仮想通貨市場全体が少しでも活気づいていってくれるといいな~とはやっぱり少し思います。

春よ、来い!w

df